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【起業家向け】ざっくり分かる会社設立までの事務手続き

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こんばんは!暑いですね。
今週末はブログ記事作成と千鳥のロケ動画まとめ視聴で終わってしまいました。

さて、今回は、将来自分が会社を設立する際の事前勉強も兼ねて、会社を設立するまでに必要な事務手続きをざっくりと纏めました。各ステップの詳細な手続きについては、追って整理できればと思います。

調べてみると意外と簡単なような、面倒なような・・・。今は会社設立に必要な事務手続きを手伝ってくれるサービスも大分充実しているようなので、自分でやらなくても何とかなるようですが、経費削減のために、自分でやってみるのもありかと

会社設立までに必要なステップは6つ

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今回は事務手続きに焦点を当てているので、ビジネスアイデアの発想やら、事業計画の策定などのステップは割愛していますが、会社設立までに必要なステップは大きく下記の6つです。

  1. 会社設立準備

  2. 定款の作成・認証

  3. 登記書類の作成

  4. 会社設立登記

  5. 開業の届出

  6. 設立完了

Step1: 会社設立準備

まず、会社を設立するに当たっては、法人名、②事業目的、③会社所在地、④資本金及び株主構成、⑤取締役、⑥決算書年度を最低限決めておく必要があります。

特に②事業目的は、定款に記載されていない事業はしてはいけないようですので、慎重に検討しておく必要がありそうです。

Step2: 定款の作成・認証

会社設立に必要な基本的事項を決定した後は、いわゆる「会社にとっての憲法」である定款を作成し、法務局が所管する公証人による認証を得る必要があります。

特に①法人名、②事業目的、③会社所在地、④資本金、⑤発起人の氏名・住所、は「絶対記載事項」と呼ばれ、定款に正しく記載されていないと定款の有効性が認められない場合もあるそうです。

Step3: 登記書類の作成

定款の認証を終えたら、いよいよ法務局に法人設立の登記申請をするための書類を準備することになります。事業内容は株主構成などによって必要書類は異なるようですが、主な必要書類は、①登記申請書、②収入印紙貼付台紙、③定款、④資本金払込証明書、⑤印鑑届出書、⑥発起人の印鑑証明書、⑦取締役就任承諾書です。

Step4: 会社設立登記

書類を作成できたら、法務局に登記申請をする訳ですが、Step2の定款認証を終えてから、2週間以内に法務局に申請をする必要があります。そのため、必要書類の作成は余裕を持って準備を進めておく必要がありそうです。

また、留意点ですが、登記の申請日が会社の設立日になるので、設立日にこだわりがある人は気をつけて申請しましょう。そして、登記の際には収入印紙を貼付けて書類を提出する必要があるのですが、印紙の購入には通常15万円必要になるようです。。。

Step5: 開業の届出

設立登記を終えたら法人のハコとしては完成ですが、その後、各関係機関への届出も忘れず。具体的には税務署、市町村役場、社会保険事務所、労働基準監督署への届出が必要となります。

更に法人設立後、銀行で法人口座の開設が可能となりますので、このタイミングで資本金(出資金)を個人口座から法人口座に移すことになります。これらを終えたら、晴れて会社設立までに必要な手続きが完了となります。

実際に設立した方の情報によれば、これらの事務手続きを終えるまでに、早くても2週間から1か月程度かかるのが一般的なようです。

終わりに

起業に当たっては、こういった事務手続きは勿論ですが、肝であるビジネスモデルの検討も並行して進めておく必要があります。自分を含めて、起業を志す方々にとっては、そういったことも含め、気軽に相談できる相手がいると心強いんだろうなぁと改めて感じました。

中の人