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【転職経験者が語る】転職するためのたった5つのステップ

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こんばんは。風の強さが尋常じゃないですね・・・

前回の続きで、自分の転職経験(経営コンサル→投資ファンド)を元に、転職活動について書いていきます。転職活動の全体像は下記の5ステップだけ。それぞれ、解説していきます。

  • 転職サイトに登録する
  • 転職エージェントに会ってみる
  • 志望先企業を決める
  • 職務経歴書を用意し、(エージェント経由で)企業に送る
  • (書類選考を通過した企業と)面接する

Step1: 転職サイトに登録する

そもそも転職サイトとは何か?簡単に言うと、求人を出している企業と転職希望者を繋ぐマッチングサイトのようなものです。具体的に言うと、ビズリーチやら、マイナビ転職やらです。TVCMや電車の中吊り広告でよく目にするかと思います。

プレミアム会員とかにならないかぎり、どこの転職サイトも基本的に、転職希望の会員からお金は取りません。なので、とりあえず登録してみるのが良いと思います。物件探しをする時にとりあえずSu◯moをDLするようなノリで。

ちなみに、私は立て続けに、ビズリーチマイナビ転職リクナビNEXT、に登録しました。

転職サイトに登録すると、企業や転職エージェントから連絡が来るようになります。希望の企業が既に決まっている方は、直接企業に応募しても良いと思いますが、決まっていない方は、まず、転職エージェントに相談するのが良いと思います。

Step2: 転職エージェントに会ってみる

転職エージェントは、実際に転職の相談に乗ってくれたり、転職先を紹介してくれたりする人たちです。転職サイトに登録すると色々な転職エージェントから連絡が来ると思うので、その中から、自分に合った転職エージェントを選びましょう。

ちなみに、エージェント選びはとても重要なので、慎重に選びましょう!実体験を踏まえた転職エージェントの選ぶポイントは下記の通りです。

  • 担当者と気が合うか?
  • 得意な業界・分野は何か? 
  • どこまでサポートしてくれるか?

どのポイントをどれだけ優先するかは各人の判断によると思いますが、少なくとも上記の3点は常に意識した方が良いと思います。

担当者とはそれなりに密に連絡を取り合ったり、相談することになるので、相性は大切です。実際に会ってみて、相性を確かめましょう!

また、転職エージェントによって、得意な業界・分野が違ったりもするのでそこも要チェック。自分の興味がある業界に強いエージェントかどうか確認しましょう!コンサル、投資銀行、投資ファンドなどを専門としたエージェントもありますよ。

更に、エージェントによって、サポートしてくれる範囲が違ったりもします。職務経歴書の書き方を詳しく教えてくれたり、面接対策を一緒にやってくれたりする人もいれば、求人企業との日程調整しかやってくれない会社もあります。

私が一度利用したエージェントは求人企業との日程調整しかやってくれなかったのですが、転職活動を終えた後、他のエージェントは面接対策までやってくれていることを知ってかなりの衝撃を受けました。。。笑

また、このステップでは色々なエージェントに会って話を聞いた上で、最終的には1社(又は2社)のエージェントに絞り込むことをおすすめします。複数企業の選考が同時に進んだ場合、複数社だと日程調整をするのもかなり面倒になります・・・

実際、私は転職サイトで知ったエージェント1名と知り合いのヘッドハンターに会いましたが、もう少し比較検討すべきだったと後々後悔しました。

Step3: 志望先企業を決める

そして、実際に転職エージェントの方と相談をしながら、志望先企業を決めていくことになります。私の失敗を踏まえた重要ポイントは、3点です。

  • 転職エージェントの意見に流されない
  • 信頼できる家族・友人・職場の人に相談をする
  • なぜ、転職をしたいのか、時間をかけて、冷静に考える

自分の人生を大きく左右する決断なので、自分のペースで転職活動を進めましょう!もしかすると、転職エージェントが早いペースで転職活動を進めてきたり、内定を貰いやすそうな会社を勧めてきたり、給料が高い会社を勧めて来たりするかもしれません。

そこで要注意なのは、転職エージェント(特にヘッドハンティング会社)は、転職が決まると、転職先の年収の30%程度が手元に入って来る商売だということです。逆に転職先が決まらないと報酬は発生しません。

そのため、必然的に出来るだけ早く転職活動を進めたいし、転職先は年収が高い所の方が儲かるわけです。勿論、そういう方が全てではないですが、中にはそういう方もいらっしゃるので、気を付けた方が良いでしょう。

実際に、私の場合も転職活動で内定を貰った2社(A社・B社)の内、少しだけ年収の高いB社を何度もゴリ押しされました。私は当初からA社が希望だと伝えていたのですが。

少し話が逸れましたが、自分のペースで周りのアドバイスも適度に取り入れながら、慎重に希望する会社を決めましょう!精神的に余裕がない時に決断をすると後から後悔することも多いので、ゆっくり時間をかけて、納得できるまで考えるのが良いかと!

Step4: 職務経歴書を用意し、(エージェント経由で)企業に送る

職務経歴書の書き方はややテクニカルな内容も多いので、時間のある時に自分なりに考えたコツを整理できればと思いますが、別に大した難しいものじゃありません。

Step2で、良いエージェントを選んでおくととても心強いと思います。大体のエージェントはテンプレートを持っていますし、職務経歴書の書き方も親切にアドバイスしてくれます。相手企業が求める形で、自分の魅力をアピールしましょう。

ちなみに、私が利用したエージェントは職務経歴書のテンプレを持っておらず、「自分で作って見て!」の一言でした。結果、「職務経歴書 書き方」でググって、自分で作りました。エージェントがやったのは句読点を一箇所直しただけです。笑 

Step5: 面接する

私自身、大学の就職活動から社会人での転職活動含めて、志望度の高い企業の面接で落ちたことはありません。逆に言うと、志望度の低い企業では落ちたりもしてます。それはなぜかと言うと、圧倒的に準備するからです。

一つの会社の面接のために、Wordで数ページ準備したりします。以前、友人に面接対策ファイルを見せたら「気持ち悪い」という褒め言葉を頂いたくらいです。この点も語り始めると大作になってしまうので、ニーズがあればまた書こうと思います。

とにかく重要なことは、

  • 自分の思考を論理的に整理して、簡潔な言葉で伝える
  • 自分が語りたいことではなく、企業が語って欲しいことを語る
  • 嘘を付かない

あたりかと思います。

就職活動も転職活動も面接官は忙しいです。頭の切れ味が抜群に良い方は別ですが、その場で思考を整理して、話しているとどうしてもだらだらと長くなってしまうので、それだけで聞く気を無くされます

また、買い手市場とか売り手市場とかありますが、面接官は大体上から目線でその場に座っています(笑)そうじゃない人もいると思いますが、自分が候補者を選ぶ立場なので、潜在的に上から目線になってしまうのではないかと。

そのため、面接官からすれば、候補者の独りよがりな自分語りには全く興味ありません。自分が聞きたいこと以外、興味ないのです。志望動機を求めてそうならそれを、自分のスキルを聞きたそうなら、それを語ってあげる、ただそれだけだと思います。

あと、個人的には「嘘を付かない」ことをお勧めします。正直、完璧に準備をして望めば、たかだか1時間の面接なんて、嘘を付いたまま乗り切れると思います。でも、嘘を付いて、後で後悔するのは自分です。 

終わりに

冒頭にも言いましたが、転職活動に正解はありません。

最後に信じられるのは自分だけです。

不安になるとどうしても拠り所となる答えを求めてしまうのが人間の性ですが、人それぞれ、自分にあった方法は違うかもしれません。周りの人のアドバイスも必要に応じて、参考にしながら、マイペースに自分で考えてやるのが一番大切だと思います。

無理なさらず〜

 

前回の記事はこちらです。 

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