就活でインターン参加は内定に必須なのか？

こんばんは！既に来週の三連休が待ち遠しいですね（笑）

今回は就活生によく聞かれる質問である「内定を貰うために、インターンは必須なのでしょうか？」という質問に対する自分の考え方を書いてみます。

自分が学生の頃もコンサルファームのインターンに参加しましたし、コンサルタントとして働いていた時は社員として、学生のインターンや採用活動にも携わっていたので、それなりに参考になる情報もあるのではないかと！

コンサルファームで働いていた時は、言論統制とまでは言いませんが、学生に対して話すことができる「事実」と「建前」があったので、上記の質問に対する答えももやもやしてましたが、今回は可能な限り「リアル」をお伝えできればと思います。

ひと昔前まではインターンと言えば、コンサルファームや投資銀行が中心でしたが、最近は様々な企業が積極的にインターン活動を行うようになっています。メーカー、銀行、損保などの人気企業もインターンをやっていたりするので、気になる企業があれば調べてみるのが良いかと！

インターンに参加したことのない方からすると、何をやっているのかよく分からないと思います。私も参加するまでは何をやっているのか分かりませんでしたし、いわゆる「意識高い系学生」だけが参加するものというイメージがあり、距離を置いてました。

インターンで何をしているのか端的に言うと、企業における実務体験です。会社によって内容は様々ですが、学生同士で短期間に実際の業務を体験して貰うものが一般的なのではないでしょうか。

コンサルファームでのインターンでは2日間〜5日間、5名前後でチームを組み、下記のようなテーマに取り組み、最終日にプレゼンして社員からフィードバックを貰う、といったものが一般的ではないかと思います。

意外と知られていないことかもしれませんが、企業によってはインターンに参加することで「お給料」が貰えます。コンサルファームなんかは特に多かったと思います。

私が初めてインターンに参加した理由も「面白そうだから」＋「お金が貰えるから」でした（笑）初めて参加したインターンは某コンサルファームで2日間・5万円というものでした。大学生からすると、2日間5万円って相当大きいですよね・・・

さて、ここから本題のインターンに参加することは内定獲得に必須なのか、という問いに答えていこうと思います。

問いに答えるためには学生にとってではなく、企業にとってのインターン活動とは何か？を考えることが大切だと思います。企業がインターン活動を行う目的は大きく2つあると思っています。

このうち、どちらに重きを置いているかは各企業の戦略次第によって異なります。

しかし、企業にとってもそれなりにコストをかけてやっているので、ボランティアでやっているわけではありません。

特にインターンに参加するためにエントリシートや適性検査（学力テスト的なもの）が必須で、面接も行なったりする場合は、相当コストをかけていることになります。給料を払ってくれるインターンなんかは更にそうですよね。

結論から言えば、上記の通りだと思っています。

もちろん企業にもよります。インターンにほぼ誰でも参加できて、数時間程度のものなら、内定に必須ではないと考えて良いと思います。

ただ、インターンに参加するまでにそれなりのスクリーニングがあって、参加人数も絞られていて、それなりの時間とコストがかかる類のインターンであれば、内定との相関性はかなり高いと思って良いと思います。

しかし、残念ながら、インターンに参加すれば内定を貰えると言うわけではありません。インターンがいわば、採用プロセスの一環であって、そこでそれなりの成果を出した人が次の選考プロセスに行けると言うイメージです。

実際に私も2社のコンサルファームのインターンに参加しましたが、内定を貰うことができる人よりも貰えない学生の方が多かったです。

ただ、「インターン不参加で内定を貰った人」よりも「インターン参加者で内定を貰った人」の方が割合としては圧倒的に高かったです。インターンに参加するまでにかなりにスクリーニングがあったりもするので、当たり前っちゃ当たり前ですが。。。

色々言いましたが、内定どうのこうのとかそんな小さいことよりも、人生経験としてそれなりに面白かったりもするので、参加してみるのもありかなとは思います。

個人的にインターンで得られるものとして、内定よりも下記のものが大きいんじゃないかなと思っています。

社会人になった今でも当時のインターン仲間や社員さんと会って話をする機会があったりします。そんな友達や経験を得られることが最大のメリットなのではないでしょうか。

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