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若手コンサルタントが抱える悩みあるある

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こんばんは!

新卒で入社した方ももう少しで半年ですね。半年間お疲れ様でした!良くも悪くも、大学生気分も抜けて、何となく社会人生活に慣れてきた方も多いのではないでしょうか。

当時の私はと言うと、新卒でコンサルファームに入ったため、入社して幾つかのプロジェクトを経験した頃でした。何となーくコンサルの仕事を理解し始めた時期で、同時に、若手コンサルタントとしてどう価値(バリュー)を発揮すれば良いのか、モヤモヤと思い悩んでいた時期でもありました。

新卒でコンサルファームに入られた方、中途でコンサルファームに入社して間もない方は共感してくれる部分もあるかと。

若手コンサルの悩みあるある

悩んでいたもので忘れてしまった部分もありますが、当時の自分はこんな悩みを抱えていた気がします。

  • 知識・経験が圧倒的に足りない
  • 自分の発言に耳を傾けてくれない
  • コンサルとしての将来像が見えない

知識・経験が圧倒的に足りない

まずはこれですね。仕方ないと言えばそれまでですが、嫌でも感じざるを得ない部分です。

コンサルファームに入社すると、年齢関係なく、専門家としてお客さんと対峙することを求められます。安くないフィーを頂いているので、当たり前のことですね。当然ながら、「新人なもので」は通用しません。新人を使う位なら他のジュニアメンバーを使ってくれ、と言われかねないですからね。

事業会社がコンサルを使う大きな要因の一つが「知識・経験を持っているから」です。例えば、お客さんが新規事業を立ち上げる時、「そもそも新規事業ってどう発想するの?」、「XX事業を立ち上げる上で考慮すべきポイントは?」等々が分からなかったりします。その際に、コンサルが蓄積した知識・経験を活用して、最短距離でゴールに辿り着きたいわけです。

そんな感じの知識・経験を買われている系のプロジェクトにアサインされた場合は、自分の価値の出せなさに辟易とすることもあるでしょう。知識は必死にインプットして追い付こうと努力はできますが、経験については努力のしようもないですからね。

自分の発言に耳を傾けてくれない

少し言い過ぎましたが、同じことを言っていても、先輩がプレゼンするのと自分がプレゼンするので、お客さんの視聴率に差があると感じたりすることはないでしょうか。

プレゼンの上手い・下手もあるのかもしれませんが、それでは説明ができないレベルで、相手の態度が違ったりします。実際、私が作成した資料を私が説明した時は、てにをめちゃくちゃ指摘されたのに、上司が説明した時は絶賛されたなんてこともありました。。。

特に銀行などの金融機関や歴史の長い業界は露骨に年次を重要視したりするので、そもそも報告会での同席や発言の機会を許されないことも往往にしてありますね(笑)

コンサルとしての将来像が見えない

同期と話していてもよく出てくる悩みがこれでした。前の記事でも書きましたが、コンサルタントには色々なタイプがいます。

誰よりも頭がキレて多少生意気でもお客さんに許される頭脳明晰タイプ、ある領域の知識・経験では右に出る者がいない専門家タイプ、多少頼りない部分はあるんだけどもなんだか憎めない人懐っこいタイプ等々。

入社して数年働いている時点で、ぼんやりとこうなりたいなというイメージはありつつも、自分が最終的にどういう方向性のコンサルタントを目指したら良いのか思い悩んでいる若手もいるのではないでしょうか。

ここに挙げたものに限らず、大小様々な悩みを抱えているコンサルは多いと思います。厳しい労働環境でもあり、なかなか気軽に社内で相談できる雰囲気でもないですからね。。。そんな中で、自分がどう価値の出し方を見出したのかは、また追って書こうと思います。それでは!