こんばんは!明日頑張れば三連休ですね^^
今回は話題の仮想通貨に関して。
また仮想通貨で資金流出・・・
さて、一時期、一世を風靡したビットコインなどの仮想通貨。
最近は話題を聞くこともすっかり少なくなってきました。
・・・と思ったら、今朝こんなニュースが出ていましたね。
2018年1月に仮想通貨取引所大手のコインチェックで約580億円相当の仮想通貨「NEM(ネム)」が流出して以来のビッグニュースです。
仮想通貨業者としては、再起を測るべくセキュリティ強化などの取り組みを進めていた中で、似たような事件が起きてしまった形になります。
私も一応資産運用のポートフォリオの極一部に仮想通貨もありますが、仮想通貨投資は「宝くじ」とまでは言わないまでも、それに似た金融商品に成り果ててしまっている感じがあります。。。
仮想通貨は超ハイリスク・ハイリターン
ここで改めて、仮想通貨のパフォーマンスを振り返ってみましょう。
ビットコインの価格推移は下記の通り。
- 2017/1/1: $972
- 2017/12/19: $19,000
- 2018/9/20: $6,443
2017年1月に投資していれば、一年弱で19.5倍に寝上がりしていることになります。
逆に、2017年12月に投資していれば、9ヶ月で70%弱値下がりしています。
見てわかる通り、めちゃくちゃハイリスク・ハイリターンの投資対象であることが分かるかと思います。
仮想通貨と株式の違いとは?
株も仮想通貨もやったことない方からすると、どちらも「危ないもの」と言うイメージがあると思います。しかし、株と仮想通貨は全く違うものです。
仮想通貨のように取引所から通貨(株式)が盗まれるようなことは、株では考えられません。これまでもないですし、これからも100%ないでしょう。
さて、仮想通貨と株の違いにはどのようなものがあるでしょう?
- 実態がない / ある
- 価格の目安がない / ある
- 上場審査が緩い / 厳しい
色々と違いはありますが大きなのはこんなところかと。
仮想通貨は実態がない
語弊の無きように言うと、全ての仮想通貨に実態がない訳ではありません。
しかし、アルトコインと呼ばれる値上がり/下がりの激しいコインはそもそも実在しないものも存在します。
壮大なビジョンを描いて投資して貰ったと思ったら、いきなりそのプロジェクトが存在しなくなって、投資したお金が全てパーになる場合もあります。
逆に言うと、株式投資は実在している企業に投資をしている訳ですので、この点は差が歴然ですね。
株式は価格の目安がある
自分も仮想通貨投資をしたことがあるのでよく分かるのですが、仮想通貨は「割安」か「割高」の判断がほぼできません(笑)
なぜなら、仮想通貨は上述の通り、実態がよく分からないため、そのコインの価格の妥当性が判断できないのです。また、上場して間もないものばかりなので、現在の価格が過去と比較して、「割安」か「割高」かもよく分かりません。
一方で、株は割安か割高の判断をするための指標がたくさんあります。
例えば、下記のようなものです。
- 自社の過去業績 vs 過去株価
- 競合の現在の株価 vs 自社の株価
自社が過去これだけの利益を出していた時の株価がこれくらいだったから、現在の株価は割安かな?だったり、同じような事業をやっている競合の株価はこれくらいなのに、自社の株価はこれくらいだから、割高かな?と言う感じですね。
株は上場審査が厳しい
株式投資をしている方は基本的に日本の証券取引所に上場している銘柄から好きな会社を選んで投資をすることになります。
ご存知ない方も多いかもしれませんが、証券取引所に株式を上場させるためには相当厳しい上場審査をクリアする必要があります。いくら業績が良い会社でも、「怪しい」会社は上場することはできません。
つまり、私たちが普段売買している株はそう言った審査をクリアした会社の株であるということになります。
一方、上述した通り、仮想通貨の場合、実態のないコインが取引されている位ですから、取引所の審査も株とは比較にならない位緩いものと思われます。
堅実に稼ぐなら株式投資
と言うことで、仮想通貨には相当夢を見させて貰いましたが、安定的に確実に稼ごうと思ったら、選ぶべき投資対象ではないでしょう。
自分でしっかり分析をして、コツコツと堅実に稼ぎたいと言う方は株式投資の方が圧倒的に向いていると思います。
株式投資は歴史も長く、確立されているメソッドも多くあります。しっかり勉強をすれば、勝てる確率も上がってくるでしょう。
マイナス金利の現在、銀行口座にお金を置いておいても、何も良いことはありません。少ない金額から勉強がてら投資を初めてみるのが良いかもしれません。
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